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2014年2月20日木曜日

オーロラ

実は、何を隠そう自分が住んでいるこの辺りでもオーロラは時々出る。

ただ、仕事が終わってビールを飲んだ後に、
夜、外に出ていくのが面倒なのでなかなか写真を撮ることがないのだ。
オーロラが出そうな太陽の磁気嵐の予報を見てもいつも寝てしまう。


カナダで最初にオーロラを見たのは、
バンクーバーからバンフのとなり町のキャンモアに引っ越してからだった。

仕事先はバンフだったので、
仕事が終わって夜キャンモアの自宅に帰る時に真っ暗なHwyをクルマで走っていると、
左の方の北の空で白っぽい雲がウニョウニョ動いていた。
「あれってもしかしたら、アレかな?」などと思って、
Hwy脇の路側帯にクルマを止めて空を見る。

白い雲だと思ったのは、よく見ると薄い緑色をしていて、
地面の方から空に向かってサーチライトのように光っていた。
そのうちにサーチライト状の光がカーテンのようにウニョウニョと動き出したので、
「やっぱりオーロラだ!」と確信した。

興奮して家に帰った後、
また暗い空を求めて出かけて、
何時間も飽きること無く空を眺めていた。

キャンモアにいる間は、何回も見たので当然感動も薄れてくるのだけど、
一度だけものすごいオーロラを見たことがある。

空全体が真っ赤になり、
天の真中の一点から傘のように全天に筋が伸びたような赤いオーロラを見た時は、
さすがに鳥肌モノだった。

後から聞くと、これが「オーロラの爆発」という現象なのだそうだ。


ここ数日、太陽から磁気嵐が来ていたのだけど、
ここからさらに南に200Kmくらいのところでも赤いオーロラが撮影されていたり、
空の明るいバンクーバーでも撮影されていたりしたし、
さらにまた磁気嵐が起こったようだったので、
空さえ晴れていたらオーロラが見えるなと確信し、
重い腰を上げてブログのネタ用に写真を撮ってきた。

いつもなら、晩酌をしたあとは外にでるのが億劫になってしまうのだけどね。

オーロラを撮るともっと明るいレンズと暗い空が欲しくなる。

友人のオーロラ写真家の高坂さんは暗い空を求めて世界中飛び回っている。
http://www.blue-moon.ca/index.html




昨日のオーロラ

E-PM2  M Zuiko14-42mm   Iso 1600  20sec 

夜11時くらいに最初に撮った時が一番オーロラが明るかった。


E-PM2  M Zuiko 14-42mm  Iso 1600  15sec


このあと、雲が広がってきたので終了。
雲がなければもっといい感じでオーロラが撮れたと思うんだけど・・・。

またそのうちネタ用にオーロラ写真を撮ってみよう。

しかし、暗いところで一人で三脚を立てて写真を撮っているのは、
なんか心細い。
遠くの農家の犬の遠吠えが妙に気になったりして・・・。



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2 件のコメント:

  1. オーロラは、一度みてみたいですね~。
    そのうち北海道あたりで、みられるようになるかも?(^^;)

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    1. 初めて見たら、かなり感動すると思います。
      自分も20年前に初めてみた時は興奮してしまいました。

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